しらべるくんφ(・w・。

Webのことだったり、わからないこと調べたときのメモがわりに。引用多いです。。

ウェブコンテンツJIS

ウェブコンテンツJISとは、日本工業規格(JIS)として策定された、Webコンテンツのアクセシビリティの確保を目的とする規格である。

ウェブコンテンツJISでは、高齢者は障害者などがWebコンテンツにアクセスし、内容を把握したり操作したりできるようにするための配慮が主な事項となっている。
目が見えない、手が使えない、知的障害がある、といったハンディキャップを持つユーザーに配慮したコンテンツの作成が求められている。

ウェブコンテンツJISは2004年に公示され、改定が重ねられている

特に行政機関・公共機関では遵守すべき規準として重視されている規格であるといえる。

参照元
ウェブコンテンツJISとは 「JIS規格ウェブコンテンツ, JIS X 8341-3」 ウェブコンテンツジス: - IT用語辞典バイナリ

 

JIS(日本工業規格)とは

JIS(日本工業規格)とは、日本国内における工業標準化の促進を目的とする『工業標準化法』(昭和24年)に基づいて制定される国家規格である。「JIS」は"Japanese Industrial Standards"の頭文字をとったものであり、「日本工業規格」が正式名称である。

JIS X 8341-3とは

『JIS X 8341-3:2016』の正式名称は、『高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ』という。

この規格でいう「ウェブコンテンツ」は、ブラウザや支援技術などのユーザエージェントを介して利用者に提供されるあらゆるコンテンツを指し、次のようなものが挙げられる。

  • ウェブサイト
  • ウェブアプリケーション
  • ウェブシステム
  • 携帯端末などを用いて利用されるコンテンツ
  • イントラネットの業務用システム
  • 電子マニュアル
  • CD-ROM などの記録媒体を介して配布される電子文書

『JIS X 8341-3:2016』は、高齢者や障害のある人を含む全ての利用者が、使用している端末、ウェブブラウザ、支援技術などに関係なく、ウェブコンテンツを利用することができるようにすることを目的としている。

そのためにウェブコンテンツが満たすべきアクセシビリティの品質基準として、レベルA、レベルAA、レベルAAAという3つのレベルの達成基準が定められている。

また、『JIS X 8341-3:2016』が想定している読者は、次のように、ウェブコンテンツの企画、設計、制作・開発、確認、試験、保守・運用に関わる方たちである。

  • ウェブコンテンツの提供者(例:ウェブマスター、ウェブ担当者、アプリケーションやシステム等の管理者など)
  • ウェブコンテンツの制作者・開発者全般(例:プロデューサー、ディレクター、デザイナー、フロントエンド・エンジニア、プログラマーなど)
  • チェックツールの開発者
  • ウェブコンテンツの試験を行う者

『JIS X 8341-3』改正の経緯

『JIS X 8341-3』は、2004年6月に初めて制定された。
2016年の改正に至るまでの経緯は次の通りである。

2004年6月『JIS X 8341-3:2004』が初めて制定された。
国内外の既存ガイドラインなどを参考に,日本語特有と思われる事項も網羅した独自の指針であった。

2008年12月、『WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)2.0』がW3C勧告になった。

2010年8月、『WCAG 2.0』を包含する形でJIS X 8341-3が改正され『JIS X 8341-3:2010』となった。

2012年10月、『WCAG 2.0』がそのまま『ISO/IEC 40500:2012』になった。

2016年3月、『WCAG 2.0』がISO/IECの国際規格になったことを受けて、その一致規格となるように改正され『JIS X 8341-3:2016』となった。

引用元:
ウェブアクセシビリティ基盤員会
JIS X 8341-3:2016 解説
https://waic.jp/docs/jis2016/understanding/201604/